もしゅーそ では、ころがるロボ『スフィロ』を授業で使うことがあります。
この日は、生徒さん自身に作ってもらったコースをスタート地点から出発して壁タッチして戻ってくるゲームです。ゴルフのように、交互にコマンドを実行してゴールを目指します。
いきなりプログラミングで動かすのではなく、まずはリモコンモードで操ってロボットの動きを確認。そのあと状況に合わせて短い命令や複数の命令を組み合わせたりして、どちらが先に戻ってこれるかを競い合いました。
現実の世界で動作するロボットをあやつるときは、画面の中だけで動作するプログラムとくらべて『思った通りに動いてくれない』ことが多いです。
生徒さんたちは『思った通りに動いてくれない』を逆手にとって新しい解決方法をその場で考え出してくれるのがとても面白いです。
生徒さんが複数のクラスでは対決するかたちでチャレンジしてもらいましたが、生徒さんが一人のクラスでも、黙々とロボットの動きを研究しながら工夫してプログラミングしてもらいました。どちらもそれぞれ楽しかったです。